毎年恒例

毎年この時期になると、お風呂場にわたくしめの苦手過ぎるものが出没するのが恒例になっていて、若干ビクつく今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

話をしよう（唐突ルシフェル）

今から１憶５千年前……は前過ぎて、昨日の夜の話である（すごい直近～！）

実はここのところ、ちょくちょくとお風呂場で奴の目撃情報が出始めた事もあり、お風呂に入る時はまずは確認をしてから入る事をしているのですが、

オールグリーンだった事をまず報告しておこう。

知ってる方もいるかもしれないが、わたくしめ、大層など近眼でして、裸眼になるとそれはもう何もかもがぼんやりよろしくごめんくださいませ状態なのである。

もちろんお風呂に入る時もメガネをはずして入るので、全てがぼんやり。

さて、そんなわたくしめの身の上を説明したので、話を先に進めよう。

いつもどおりに、そう、昨日もいつもどおりに体を洗ってお湯で流そうとしたのです。

で、洗い流したお湯が後ろから排水溝に流れるのですが、いきなり突如後ろから

でっけぇ、黒い物体がいっしょに流れてきたもんだから、さぁ、大変だ。

ぼんやり視力、ぼんやりながらも、それが何かくらいかは咄嗟に判断できるほどのぼんやり。

驚きのあまり、深夜に素で「ヒェッっっっ…！！！」って声が出ちゃいましたとも！

え、ナニナニナニ！！？なななななナニ！！？（動揺２４時）

思わず立ち上がってそれを見るけど、虫ってことはわかるけど、詳細があまりにもぼんやりしすぎてよくわからない。

そして速攻、風呂場から出たけど、何せびしょ濡れ。そりゃさっきまで洗い流してたから、もうびしょ濡れ。

とりあえず退治するにも、びしょ濡れじゃ何もできないので、急いで全身拭いてから、服を着ようとしたけど、いかんせんお風呂がまだすごく途中。

またそれを脱ぐ手間を考えると大変だという事と、でもこのままの状態でそれと戦うにはいささか防御力がまるでなしで、心もとない（がび～ん）

いや、だが、しかし！（ここで服を着るか着ないかですごい葛藤した。）

とにもかくにも、あれすぎて、寝ている母を起こそうかとも思ったのですが、寝ている母を起こすのも気が引けて、悩む事数十秒。

とりあえず、眼鏡をして、黒い物体の正体をまずは確認しようではないか。（そうだ、そうしよう）

眼鏡を装着し、恐る恐る風呂場のドアを開いてみると、例の物体はひっくり返ったまま、ジタバタもがいているじゃないですか！

………あかん…。ひっくり返ってるせいで、こいつ何者だか微妙に判断できない。（ええええええ）

どうやら羽？が濡れてしまって（私が流れてきたのに驚いてさらに上からお湯をぶっかけた）ひっくり返った状態から自力で起き上がれない模様。

……にしても、こんなでかいの、一体どこから入ってきたのよ、おっかさん（震）

確かに最初入る時にお風呂場を見た時はオールグリーンだったのに、こんなでかいのおったらすぐに気づきそうなのに、まったく気づかなかったのである。

とりあえず、結論から申し上げますと、

Zenラ王のまま、デレッキを持って、殺虫スプレーを持ち、お風呂場の換気扇を回してからとどめをさしの為に噴射。玄関の横にあるトイレまでZenラ王のまま小走りし、トイレットペーパーを確保して戻り、それをデレッキでつまんで、トイレットペーパーごしに掴んで、また小走りでトイレまで持っていき、流した次第でございます！

私、防御力０のまま、よく頑張ったと自分を褒めたい。

でも、風呂場で動き回るようなあれだったら相当震えたと思うのですが、相手はひっくり返ったままで動けずにいたので、なんとかなったのではないかと。

因みにあまりにもじっくり見るのは嫌だったので、黒い物体がなんだったのかはっきりはしませんでしたが、大きさは３～４ｃｍあり、ボディが大きめでシマ線入ってて、羽があったので

Gか、ハチに近い何かだったのではないかと思われます。

でもハチだったらお風呂場で飛べば音で一発でわかると思うので、

なんだったかわからんけど、とりあえず虫だった事だけはあげておこう。

で、ゆっくり湯船につかろうかと思っていたのですが、そんな気分でもなくなり、とりあえず上がり湯のシャワーだけ浴びて、お風呂タイムが終わった次第でございます。

若干、半べそ(笑)

でもわたくしめの苦手なNじゃなかっただけでも良かったのか？（Nはグニャグニャしてるから本当イヤなのよ。本気でイヤなの。）

ともあれ、そんな出来事がありましたが、今年はあまりそういう目にあわずにこの季節を乗り越えたいと祈るばかりでございます。