プレイ記を書いている間にも、プレイの方が一足先に進んでいる

零 - 濡鴉ノ巫女 -】でございます。

零というゲームは、最初の内は、とんでもなく怖くて、わけもわからず襲ってくる
ONRYOUを必死で激写しまくって撃退し、身に降りかかる不可解過ぎる出来事に
めっちゃ神経がすり減ってくのですが、作品内で、ある一定の時間が過ぎ始めた頃から

その世界観の深さと、それに伴って物語の根底にある
死生観が形作る独特な雰囲気に惹きこまれていく気がします。


ただ単に怖いだけでは、釈然としない理不尽さが伴うのですが、零のすごいところは
その怖さにとどまらず、根底にあるものの一端に触れる事で、登場する「人ならざるものの存在」が
同じくして「人」であった事が伺えるものがあるんですよね。

そこに「あり続ける」理由がわからないものは、ただ不気味だけど、その理由が
わかると、恐怖だけだった感情が、また違ったものになるというか。

同情だったりやるせなさだったり。

そして、主人公達は最初は巻きこまれただけと思っていたものが、本当は自分の過去に
大きく関わっていたりして、決して傍観者として、そこにいるわけではないという。

まさしく、誰かの物語かと思っていたものが、実は自分の物語だったという。

あとなんといってもシリーズが全て繋がってるのが良いなと。(1作品プレイが抜けてしまってますが)

それぞれ独立した話になっているけれども、登場する人物の中に、シリーズの主人公達を
感じさせるものが散りばめられている感じが。

今回驚いたのが、初代主人公のその後が判明した事。

兄を探して氷室邸を探索したのが今となってはすごく懐かしい。

まさか『 子供を産んでるとはびっくりしたよ、深紅ちゃん!しかも父親は不明って、すごく意味深なんですけどぉぉぉ! 』(ネタバレ防止の為、『 』内は白字仕様になってます)

最初に出てきた娘っこの苗字が同じだった事から、まさかとは思ったけど。

深紅ちゃんは3作目にもカメラマンの助手として登場するのですが、初代主人公愛されてるな~。

でも零の主人公達は、皆例外なく、ある種「向こう側」に深く関わってしまっている為に
その後の人生がどうなったかは、ものすごく心配。
元より人には見えないものが見える力を持ってるがゆえに(血筋のせい?)
完全に断ち切れないものがありそうで怖いというか。
どこまでついてまわってしまう、そんな業みたいなのを全員抱えてそうで。

零はマルチEDだから、どのEDが未来に採用されているかにもよるし。

今回話を進める事で、シリーズの主人公がどうなってるのか知るのが楽しみな反面ちょっと怖いです。

総じて手放しにハッピーEDっていう話じゃないもんなぁ~。

そんなこんなで、ミッションを進めることで段々と浮き彫りになってき始めた
主人公達の背景と、そして関わってくる人物の意外な面も見え隠れし、
どんな結末が待ち受けてるのか気になる零であります!

零はなんかこう、創作意欲がかきたてられるんだよなぁ。

コメント

nophoto
暇さン
2020年5月9日19:50

冬将軍さまこんばんわ~!
零の記事へは 一回コメントしといたんだけど反映されなかったっぽくて それもらしくていっか

ホラーシリーズは主人公が代わるのが実は大事なんですよね
あまり同じ人がメインを貼り続けると 化け物退治の専門家みたいになってきて全然怖くなくなるという 笑

射影機はFPSが流行る前にFPSの様式になってて、とっても好きです~

イソラ
2020年5月10日13:12

暇さンさま、こんにちわ~!(=゚ω゚)ノ
Σなんとっ!コメントもらえてたのに、反映されていなかったとは…!!orz
前にもそんな事があった気が…何をコメントしてくれたのか気になるところ。

あ、なるほど!ホラーシリーズの主人公代替わり、そういう意味合いもあるのか!
バイオハザードのようにシリーズとおして主人公が出てくるのは、ファンとしては
嬉しいところですが、サバイバル能力の高さは既に実証済みになるから、
絶対にコイツはシなない!っていう確信の元でプレイできちゃうから、ある種の安心感がありますよね(笑)
バイオはそれはそれでいいのですが、零のようなゲームになると、主人公代替わりしないと
なんか主人公の何かがすり減っていってしまうような危うさを感じます。

言われてみれば射影機は主観になりますよね(*‘ω‘ *)
構えると視界の範囲外は全て見えなくなるので死角も増え、よりリアルになって怖さも倍増するというか。